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【うつ病のきっかけ、病との生活のはじまり】

うつ病になってから

身をもって痛感したこと。

これだけは大切!というもの先に3つお伝えします。

心の健康には

「食事」「睡眠」「適度なストレス発散」

が大切です!

逆にこの3つのバランスがよかったらうつ病にはならないと思います。

そんなの当たり前じゃんって思うかもしれませんが

意外とできない世の中です。

当時の私も「あと少し頑張れば…」と思って頑張ってしまったせいで

自分の身体をないがしろししてしまいました。

辛くても頑張る時はだいたいみんな

「今より精神的に辛いことなんて

たくさんあったから大丈夫、

今までもっと辛いことを乗り越えてこれたんだから

これぐらい大丈夫」

そういう呪文を自分に唱えて、自分にムチをうっていませんか?

目次

うつ病の始まりは3つの失ったことがきっかけ

当時の私は社会人2年目、

通常業務とは別のプロジェクトを任されて

翌年の3月には仕上げるというものでした。

ただ、自分の部署の人にも認知されていないプロジェクトで

通常業務もこなしながらプロジェクトもしなければならない状況になり、

朝8:30〜夜19:30までは通常業務、

その後〜23:00までプロジェクト業務というような日々が続きました。

まともに晩御飯を食べる暇もなく、

睡眠も毎日3時間ぐらい、

尚且つ

心の支えだった同期たちは

資格の勉強で忙しく

唯一の楽しみだった休憩時間も

誰とも話ができなくなってしまいました。

特に、通常業務とは別の仕事なので

同部署の仕事が忙しいと

私のことをいいように思ってない人も

いたと思います。

それはとても辛かったです。

本当に誰にも相談ができなくて。

通常業務の方でも全員の成績公開されるようになり

私ももっとやれと言われて、

でもプロジェクトも進めないといけない。。。

だんだん、自分が何をしたらいいのか

何を優先すればいいのか

なのをしたらいいのか…

わからなくなっていきました。

この時点で、冒頭でお話しした「食事」「睡眠」「適度なストレス発散」

は完全に失っていました。

すでに思考回路もうまく働いていなかったと思います。

たまに体を動かさなきゃと思って

当時ハマっていたスノーボードに行ってましたが

ゲレンデでゴロっとした時には

「このまま目を閉じて一生目が覚めなければどんなにいいだろう」

「このまま消えてしまいたい」

とよく思っていたし、

道端でも「このまま事故で急死したい、死ぬなら痛くない方法で死にたい」

と、無意識に死ぬことを考えていました。

昔に色々あって、自殺はしたくなかった。

でも痛くないようにぽっくり死にたいと

思っていました。

私の場合は「涙が止まらない症状」で本格的にはじまった

そんな中、通常業務の方で、

とっっっても理不尽なお客に

理不尽に怒鳴り散らされて

何かが切れてしまったように

突然に涙が止まらなくなりました。

まだ仕事中だったのですが、

感情は泣きたいわけではないのに

涙が止まらなくてどうしようもなくなりました。

この日は諦めて、頭痛がひどいと言って早退しました。

帰ってからも涙が止まらなかった。

今回のような理不尽なクレームなんて初めてでもなかったのに。

悲しいとか

そんな感情もないのに、

涙が止まらない。

とりあえず寝てみたけど

次の日も涙が止まらない。

その時の私の感情は

「プロジェクトがあるから仕事行かなきゃいけないのにどうしよう。」

「涙をとめて会社に行かなきゃ。」

です。

(こんな異変が身体に起きていても

自分ではまったくうつ病だなんて思ってなかった。)

うつ病の人は自分がうつ病だとは気づかないのでどんどん悪化する

翌日、涙をとめるために

病院に行くことにしましたが

何科かわからず、総合病院の案内所に行き

「涙が止まるお薬をもらいたいのですが何科でしょうか?」

と涙を流しながら聞いたところ、

「こちらでは対応できる部門がないので、近くの病院を紹介します。」

と言われて紹介されたのが「心療内科」でした。

当時、心療内科のイメージは

「心に病がある人が行く」

だったので、

なんで私が心療内科なんだろうと本気で思っていました。

「別に心はおかしくない、ただ涙が止まらないだけなのに…」

心療内科は予約制ではない病院だったので

4時間ぐらい席で待ちました。

その間も涙はとまりませんでした。

はたからみたら、

「放心状態で涙を流している人」

だったと思います。

先生とは別にまずはカウンセラーの人に

生い立ちや家族構成などを聞かれました。

その時の私の考えは

「涙が止まる薬が欲しいだけだから、こんなカウンセリングになんの意味があるの」

と、若干イライラしてすべてを話すことはありませんでした。

先生に診察室で会った際にも涙を流しながら

「心は悪くないです、悲しくもないし大丈夫です。

ただ、涙が止まらなくて困っています。

仕事に行かきゃいけないので

涙が止まる薬をください。」

と、お願いしました。

先生は

「そんな薬はないです。今のあなたに必要なのは休むことです。

仕事はしばらく休んでください。これはうつ病です。」

と言われました。

抗うつ剤などもらった気がしますが、

はじめはうつ病と言われても納得できず、

その薬を飲む気になれなかったのですが、

枯れるんじゃないかと思うほどに涙は止まらず、

結局会社にも行けず家にいると、眠気がすごくて

ひたすら寝る日々が始まりました。

眠すぎてほぼ寝ている。

たまに起きては涙を流す。

「あー、まだ涙出るのか…」そう思ってまた寝る。

お腹もほぼ空かないので

トイレにだけ起きてはまた寝る。

1週間近くそんな生活をしていました。

だんだん無気力になっていき、会社行かなきゃという思いは

だんだんなくなり、ただ、ぼーっとする、寝る。

そして、起き上がるだけでも

力が入らなくて体が震えるようになりました。

その時、このままだと腐ると気づき、

やっと再び「人」に復帰をするために

薬を飲みはじめました。

人によって症状は様々です。私の場合は眠すぎてずっと寝てしまうタイプでしたが、寝れなくなるパターンの方が多いようです。

続く…

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この記事を書いた人

名前:ちゃこ

小学生の時〜中学までいじめ関係で毎日死にたいと思っていたけど、
なんだかんだ生きてたら楽しいことが後から増えた人生。

社会人になってからも
うつ病で休職したり、
ガンになって手術をしたり、

いいことばかりじゃないけど、

あの時、死ななくて良かったって思う。

生きてて良かった。

そして
今が一番「自分らしく生きてる」

こんな私の経験が
今苦しんでいる人や
過去に縛られて苦しんでいる人のためになればいいなと思って
書きます。

気軽にみてくださいね。

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